Supplemental Reading 22

1. 六階のオフィスにはもうすててしまってもかまわないプリンターやコンピュータが何台もおいてある。
   
2. 夏までにプロジェクトをすませなくちゃならないと思って、無理をしたので今もまだ体の具合が悪い。医者がくれた薬を飲んでもあまり元気がでない。
   
3. まだ小さかった時、晴れた日に海で両親といっしょにとった写真は大切にアルバムにしまってある。
   
4. 昨日忙しい一日がすんで、家に帰る電車の中ではずかしいがグーグーねてしまった。はっと気がついて、窓の外を見てびっくりした。降りるつもりだった駅はもうずっと前にすぎてしまっている。急いで次の駅で電車を降りて、プラットホームを回って反対の電車に乗ったが、家に着いたときはもう晩の十一時すぎだった。だれもいない道を歩いている時、雪が降ってきた。今年の冬、はじめての雪だった。
   
5. このへんは前は何もない小さな町だったが、五、六年ほど前から少しずつ、いろいろな店ができてきた。駅の前にはディスカウントショップや、オーディオショップやレンタルビデオ、それに東京や京都にもある有名でトレンディーなブティックの入ったデパートがならんでいる。今は都内に行く急行も一日に何本も止まるので、すごく便利になった。しかし、家の値段も急に高くなって、ふつうの若いカップルにはもう手がとどかないだろう。
   
6. 今日はスタンフォードの森野先生がこちらにいらっしゃるので、空港まで出むかえに行く。遅れちゃいけないと思って、先生がお着きになるはずの時間より一時間ぐらい早く家を出た。先生とは何年も前に学会で一回お目にかかったことがあるのだが、もう私の顔は忘れてしまっただろうと思う。私も森野先生のことはやさしい話し方をする方だということしか覚えていない。でも今日またお会いできるので、いろいろなお話をうかがうのがとても楽しみだ。
   
7. ここの公園では春から秋まで、雨が降っても風がふいても、毎日子どもが集まって遅くまでサッカーの練習をしている。もちろん練習がいやで辞めてしまう子どももいるが、コーチをしている松下さんによると、みんなサッカーが楽しくて楽しくてしかたがないと言って、かぜをひいていても練習に来るそうだ。遠くの町からわざわざ通っている子どももいると聞いた。

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